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ホテル・ルワンダ

2006年11月25日 18:45

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近年観た中では、最も衝撃を受けた映画でした。

以前、プロジェクトX等のテレビ番組で吉田真美さん
(ルワンダでの内戦による負傷者の為に義足を作って
いらっしゃる方です)のお話を観ていたし、ルワンダ内戦の事は
「そういう出来事があった」という知識としては知っていました。
でも、内戦という言葉から想像する状況とは違い、実際に
行われていたのは、戦闘というより無力な市民の大量虐殺。
何故こんなに酷い出来事を知らなかったのだろう、と
しばし呆然としてしまいました。

観賞後、気になってネットで映画のサイト等関連情報を
色々と観ているうちに、段々と重く心に圧し掛かってきて、
画面の前ですすり泣いてしまいました。
1994年当時、私は大人とは言えない年齢でした。
もし、私がもっと大人で内戦の状況を知っていたとしても、
私や他の誰か個人に出来ることは何も無かったと思います。
でも、あまりにも何も知らない事への恥じらいと怖さ。
それに、人間が「私たち」であるというだけで一方的に
殺される恐怖、「私たち以外」というだけで虫のように
殺してしまう恐怖、そういったものが重くて仕方ありません。
それに、日本人だって規模や状況は違えど、過去には
同じような事をやった事件もあると聞いています。
弱い者が、抑圧の憤懣に耐えかねて弱い者を虐げるという構図、
残念ながら実は珍しい事ではない……それが恐ろしいです。
映画の中で、ベッドの下に潜り込んで怯えていた子供の姿が
瞼に焼きついて離れませんでした。

映画作品としては、残酷さや戦いの場面を中心に据えておらず、
家族愛を絡めた物語で、観やすく仕上がっていると思います。

そして、日本での公開が危ぶまれていたこの映画が、
ネットでの署名活動によって公開が実現したという話を知り、
それにも感銘を受けました。
一概に映画で示されている事ばかりが真実だとは言えませんが、
監督や製作者の語る通り、1人でも多くの人(特にルワンダ内戦
知らない人)に観てもらいたい作品です。


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    ドン・チードル主演、1994年のルワンダ大虐殺を描いた映画『ホテル・ルワンダ』を観て来ました。素晴らしい映画でした。ホアキン演じる記者が言っていたように、大虐殺の模様をニュースで見ても、きっと私でも、「怖い



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