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JSA

2006年09月21日 18:49

JSAJSA
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「朝鮮半島南北の分断」をテーマにした映画でしたが、
日本人の私にはとてもじゃないけど心情の全てを理解するのは
難しい、と思わされた作品でした。
ただ、それを理解しようと努めるための手がかりとしては
良い映画なのでは、と思います。

Joint Security Area ― 共同警備区域を舞台にした事件を
きっかけに物語は始まります。
終わってみればそれはとても象徴的なタイトルで、ストーリーも
切なく重く心に染み入りました。
最初は人物関係や状況などが上手く理解できなかったのですが、
話が進むにつれ、段々と縺れた糸が解けていくように
状況が分かってきます。
あまり「現実問題を浮き彫りにした堅苦しい社会派映画」
という感じではなく、あくまで民族分裂の悲しさをテーマに据えた
ヒューマンドラマと捉えたほうがいいのかもしれません。

それとこの映画、イ・ヨンエさんが出演しているので楽しみに
していたのですが、本編よりも特典映像の来日インタビューの
彼女がとても綺麗で、いいな、と思いました。
血腥い本編を観た後の目の保養になります。

ストーリーとしてはすごく良かったと思うのですが、
ただ1つどうしても違和感を感じる部分がありました。
それは、この映画に登場する北朝鮮の兵士たちが、私の抱いている
北朝鮮の兵士のイメージとはあまりに違いすぎた事です。

以下、ネタばれ気味なので追記にします。

北朝鮮の内情なんて、マスコミの情報等で想像するしかありません。
ですが、かの国が言論の自由を厳しく統制された国である事は
確かで、そういう国では迂闊な発言や行動の一つ一つが命取りに
なりかねないのでは、と思います。
そして、軍隊に所属する彼らならば、そういう厳しさを誰よりも
身に染みて分かっているのでは、と思うのです。
そういう私のイメージからすると、彼らが韓国側の兵士と
交流するやり方が、あまりにも迂闊すぎるように思いました。
確かに最初は、地下壕に隠れて話をしていましたが、友情が
深まるにつれ、段々警戒心が無くなっています。
仮にも北朝鮮側で、しかも第三者がやって来る事も考えられる
状況で、せめて見張りを怠らないくらいの用心深ささえ
持ち合わせていなかったのでしょうか?
ひとたび発覚すれば、どれ程厄介な自体になるかという事だって
北朝鮮側の兵士のほうが嫌と言う程分かっていたはずです。
北朝鮮の軍隊なら、常に警戒心を失わないくらいの過酷な訓練は
積んでいると思っていたのに。
そのあたりの兵士の「気の緩みぶり」に、どうしても違和感を
感じざるを得かったです。

しかし、「戦場で重要なのは拳銃の扱いではなく、冷静な事だ」
という台詞、最後に最も冷静だった1人だけが生き残るラストは
よくまとめているな、と感心しました。


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